6月下旬に学会で新潟大に行ってきました。
そこの生協食堂で昼食をとったのですが、新潟大に勤務している後輩が、ここのコメは道産米を使っている、と嘆くのです。
なぜ、地元の新潟コシヒカリを扱えないのか、と。
確かに、食べた豚黒胡椒炒め丼は、北海道産米のようでした。なぜこうした状況になっているのでしょうか。
ほぼ東日本全域の大学生協が参加する「東4地区」で、食材物流の統合をすすめたのが2011年。新潟大で地元コシヒカリが扱えなくなった要因もそこにあります。
出来上がった仕入システムと異なった行動をとると、全体の効率が悪くなるため外れることができない。
では、個々の大学生協の組合員や役員が要求してもだめなのでしょうか?
後輩は理事会で要求を続けるそうですが、打開は難しそうです。そこには、値段の問題ではなく(彼は農業団体とパイプがあるので値段はなんとかなる)、システムの問題が伏在しているからでしょう。
それにしても、組合員の誰が、組織よりもシステムを上位に置くことを許容したのでしょうか?
大学生協全体の経営のためには、コスト削減効果のあるシステムがより望ましいという意見はわかります。
けれども、仮に、システムを認めたとして、次の問題にはどのように対応できるのでしょうか。
例えば、新潟県内の外食業者がコシヒカリ米中心のレストランを学内で始めたいと要求し、地域貢献性の面でその外食業者を大学側が選んだとすれば、大学生協はどのように反論を用意するのでしょう。
大学生協の将来が不透明で、それゆえに事業連合では中長期プランの策定をすすめています。よく分かる。ただ、危機を生じさせている本質的な要因は、果たしてどこにあるのでしょうか。
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